Evernoteを整理していて、初期研修医時代の源泉徴収票を発掘してきましたのでネタにしました。
- 初期研修医の額面の給料っていくらくらい?
- そのうち手取りっていくらくらい?
これから初期研修を控えた医学生をはじめ、気になる方必見です。
同じくらいの条件の病院でこれから初期研修を受ける予定の方の、イメトレにもどうぞ。
先に申し上げておくと、それなりの額を頂いていたにも関わらず、ほぼ全部使い切ってました。
自慢でもなんでもなく「マネーリテラシーがないと、この額全部溶かすのは余裕なのでちゃんとお金の勉強しましょう」というメッセージを込めてお送りします。
タイムマシーンであの頃の私のところへ行って、
と言いたい。ついでにキャッシュカードとクレジットカードを取り上げたい。
それではご覧ください。
※初期研修医の給料は地域や病院の種類(大学、公立病院、市立病院)によってかなりまちまちなので、その点ご注意ください。
目次
当時の労働条件
・給料は額面で1年目:46万円/月 2年目:48万円 賞与なし
・当直は7-8回/月 1回あたり約1.5万円の手当 10~12万円/月
・扶養家族1名(父)
当直についてはは17時~翌朝9時までの16時間労働で、時給937円でした。現在はもっともらえるみたい。
研修医1年目 4月~12月
研修医1年目 1月~3月 + 2年目 4月~12月
年収6,490,620円 - 税・社保1,083,224円 = 手取り5,407,396円 約45万円/月
研修医2年目 1月~3月
※4月以降は初期研修を卒業しているので含めていません
額面1,755,000円 - 税・社保383,479円 = 手取り1,371,521円 約45万円/月
こうして見ると税・社保の威力がよくわかりますね。額面だと60万円弱もらえるはずが、約15万円は税金に消えてゆきます。額面だけ見て鼻の下伸ばしてると、初任給をもらった時にがっくり来ます。
そして、年収が増えるともっとすごい勢いで引かれていきます。社保(社会保険料)は保険料と言いつつ税金みたいなものです。
医師に限らずとも、サラリーマンという種族は税金を引かれまくる種族です。国からしたら、一番税金を取りやすい人たち、それがサラリーマン。
それでも税金を払いっぱなしにしないために、(散財しまくってた私が言うのもなんですが)お金の使い方をよく勉強しましょう。
- いきなり支出を増やさない ← これ一番大事
- ふるさと納税
- つみたてNISA
- ポイ活
- 〇〇経済圏に入る(楽天、Paypay、Pontaなど)
あたりが手軽に取り掛かりやすいです。
仕事が始まってしまうと、仕事を覚えるのが精一杯でお金の勉強まではなかなか手がまわらないと思います。
ぜひ、就活や国試が終わった後にはリベラルアーツ大学の動画などでお金の勉強をしてください。
医学生、若手医師にはこちらの本もオススメです。
|
余談ですが、医師免許、保険医登録票、臨床研修修了証などの証書類をPDF化して入れておけるEvernoteは便利ですね。Webで作成した確定申告の書類も保存しています。
コメント